MARKET NEWS
 
[ マーケット・ニュース ]
ザ・ダグアウトでは世界のスポーツメモラビリア市場に関する最新情報を随時更新しています。


 

ペレ実使用ブラジル代表ユニフォーム 約360万円で落札
2019年12月5日 (THE DUGOUT)

サッカー界のレジェンドで元ブラジル代表FWのエドソン・ペレ氏が、母国代表としてプレーした最後の試合で着用したユニフォームが、イタリアの競売に出品され3万ユーロ(約360万円)で落札されました。

ユニフォームはペレ氏が1971年7月にブラジル・リオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで行われた旧ユーゴスラビアとの親善試合で着用したもの。

ペレ氏は母国代表として92試合に出場し、77ゴールを記録。ブラジル代表の5度のワールドカップ優勝のうち、3度の優勝に貢献しており、サッカー界の屈指のレジェンド。背番号10番をエースの代名詞に昇華させた選手としても有名。

競売には他にも元イタリア代表DFのルチアーノ・スピノジ氏が1971年のUEFAカップで着用したユベントスのユニフォームが9,400ユーロ(約113万円)で落札されました。また、元アルゼンチン代表FWのマラドーナ氏がナポリ在籍時の1989-90シーズン着用したユニフォームが7,500ユーロ(約90万円)を記録しています。


Source: AFP, Bolfaffi
Image: Bolfaffi / Text: The Dugout / 最終更新日:2020年1月6日 20:00
 


   

世界最高額更新ベーブ・ルース実使用ユニフォーム 約6億円で落札
2019年6月16日 (THE DUGOUT)

米大リーグで20世紀初頭に活躍し、「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルースのユニフォームがニューヨークで競売にかけられ、564万ドル(約6.1億円)で落札されました。スポーツメモラビリアとしては史上最高額を記録。

ルースが活躍した1928年から1930年に着用された可能性のあるビジター用のユニフォームは胸に「YANKEES」と書かれており、首もとには「Ruth」の刺繍が入っている特注品。世界に6着しか残っていない中でも保存状態が良いとされ、2012年に440万ドル(約4.8億円)で過去の世界最高額を記録していたルースのユニフォームを大幅に上回りました。

他にも競売には親族が保管していたルース関連のコレクションなど400点以上が出品され、1934年に日本各地で試合が行われた日米野球の関する品も多く、パンフレット(落札価格約130万円)や大リーグ選抜の記念写真(約950万円)、旅行カバン(約360万円)も落札されています。

オークションを主催したハント・オークションズは落札結果について次のようにコメント。「アメリカのベースボールとポップカルチャーの歴史を代表する唯一無二の存在がベーブ・ルース。衝撃的な落札額ではあるが、ベーブ・ルースが築き上げてきた数々の偉業・神話を振り返ると驚くべき数字ではなく、ますます価値が上がる可能性もある。」


Source: Hunt Auctions
Image: Hunt Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2019年6月16日 11:00
 


   

マラドーナ実使用ナポリ9番ユニフォーム約192万円で落札
2018年12月16日 (THE DUGOUT)

元アルゼンチン代表FW、ディエゴ・マラドーナ氏がナポリ在籍時の1990-1991シーズンに着用したユニフォームがイタリアのオークションハウスに出品され、15,000ユーロ(約192万円)で落札されました。

当時ACピサに所属していたDFのロベルト・ボスコ氏が試合終了後にマラドーナ氏とユニフォーム交換を果たして入手したもの。

ナポリで10番を背負い黄金時代をもたらした英雄として知られているものの、世代交代の必要性を感じたマラドーナ氏はシーズンの途中に背番号10をフランチェスコ・ゾラ氏に託し、自身は9番に変更。その第1試合目に着用された歴史的なユニフォームとして、多くの入札が集まりました。


Source: Gli Eroi del Calcio
Image: Gli Eroi del Calcio / Text: The Dugout / 最終更新日:2019年3月2日 18:15
 


 

史上最高額を記録 ジョーダン実使用シューズ約2千万円で落札
2017年6月12日 (THE DUGOUT)

NBAの元名選手マイケル・ジョーダン氏が1984年に開催されたロサンゼルス五輪の決勝で履いていたシューズが、190,372ドル(約2100万円)で落札されました。

今回落札されたコンバース社のシューズは、当時会場でボールボーイを務めていたLAレイカーズのレジェンド、ゲイル・グッドリッチ氏の長男に贈呈されたもの。

オークションハウスによれば、サイズが13インチでキャンバスレザーのこのシューズは、保存状態が良好で、同氏が独自に使用していた「ネイビーブルーの中敷き」と、試合で使用された証でもある「かかとのすり減り」もあるとのこと。

今年の5月24日にカリフォルニア州のSCPオークションに出品され、6月11日に落札した人物については明らかにされていません。なお、バスケットボールで使用されたシューズとしては、1997年のNBAファイナルでジョーダン氏が履いていたシューズ(2013年に104,765ドル、約1080万円を記録)を上回り、史上最高額を記録しています。

一方、スポーツ選手のシューズで過去最高額を記録したのは、英陸上選手のロジャー・バニスター氏が1954年に初めて1マイル(約1,600メートル)で4分を切った際に履いていた黒のレザーシューズとなっています。このシューズは2015年9月に老舗オークションハウスのクリスティーズに出品され、266,500ポンドで落札されています。当時のレートで米ドルに換算すると409,000ドル(約4500万円)に相当します。


Source: espn, AFP
Image: SCP Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2017年6月12日 18:15
 


 

ジダン実使用1998W杯決勝ユニフォーム 約1,248万円を記録
2017年1月23日 (THE DUGOUT)

元フランス代表MF、ジネディーヌ・ジダン氏が1998年W杯決勝戦で着用したユニフォームが約1,248万円で売却されたとル・メッセンジャー紙が昨夏に報道しています。

ユニフォームはフランス代表が3対0でブラジル代表を下した決勝戦で使用されたもの。この日2得点の活躍でチームをけん引したジダン氏が着用した1着とされ、昨年にアディダスの本社で鑑定された後、フランスの収集家の手に渡りました。

前所有者は匿名の元フランス代表選手で、モンペリエの会長を務めるルイ・ニコラン氏を通じて売却。同会長によると、決勝戦で準備された3着の内、1着はルイ・ニコラン氏の弟、もう1着は元フランス代表のリザラズ氏が所有していると説明しています。

今回売却されたユニフォームはチューリッヒにあるFIFAの博物館に寄贈されています。


Source: Le Messenger
Image: The Dugout / Text: The Dugout / 最終更新日:2017年1月23日 15:00
 


 

セルティック1889年優勝メダル 約130万円で落札
2016年10月13日 (THE DUGOUT)

2016年8月12日、グラスゴーの老舗オークションハウス、マクティアーズにセルティックの優勝メダルが出品され、£10,000(約130万円)で落札されました。

メダルは1889年にセルティックが初タイトルを獲得したグラスゴー北東カップで授与されたもの。当時ディフェンダーとしてプレーしたジェイムズ・マクラフリン氏に贈呈されたもので、同氏の名前が表に刻印されています。

メダルを受け継いだ孫のビル氏は、「ある日、部屋に呼ばれて入ると祖父と祖父の長女シスがいた。祖父はメダルをプレゼントするといってくれたが、大人になるまではシスがあずかってくれると話した」と述懐。

またビル氏はメダルの出品を決断した理由として次のように語っています。「家族はみんなメダルの背景にある歴史やストーリーを愛している。しかし、メダルの将来のことを考えると、フットボールを愛する人の下にあるほうがよいと考えたんだ。」


Source: McTear's Auctioneers
Image: McTear's Auctioneers / Text: The Dugout / 最終更新日:2016年10月13日 12:00
 


 

ペレ氏1958年W杯優勝メダル 約3千万円で落札
2016年6月8日 (THE DUGOUT)

サッカー王国ブラジルの英雄、ペレ氏のコレクションがロンドンで競売に掛けられ、1958年W杯の優勝メダルが$290,000(約3千万円)で落札されました。

メダルは史上唯一、3度のW杯優勝を経験したペレ氏が、当時史上最年少の17歳で初めて獲得したもの。同大会では準々決勝のウェールズ戦でW杯史上最年少ゴールを記録し、続く準決勝のフランス戦ではハットトリックを達成。そして決勝のスウェーデン戦では、自身が全キャリアの中でもベストゴールの一つに挙げるボレーシュートを決め、優勝に大きく貢献。瞬く間にスターダムを駆け上がることとなった同氏のキャリアを振り返る上で、もっとも重要な大会で獲得されたメダルとして注目されていました。

その他には、1962年W杯優勝メダルが$160,235(約1,700万円)で落札され、映画のクライマックスで使用されたスパイクは$11,690(約120万円)を記録しています。

9日まで開催されているオークションには、ペレ氏が生涯にわたり収集した1600点のコレクションが出品されています。


Source: Paul Frasers, BBC
Image: Paul Frasers / Text: The Dugout / 最終更新日:2016年6月8日 12:00
 


 

1924年シャモニー冬季五輪 金メダル約470万円で落札
2016年2月1日 (THE DUGOUT)

米ボストンのRRオークションに、オリンピック関連のコレクションが多数出品され、1924年シャモニー冬季五輪の金メダルが$38,997(約470万円)で落札されました。

冬季大会としては初開催となったシャモニー五輪は当時16ヶ国が参加し、ノルディックスキーやカーリングなど16の競技が行われました。

競売人は高額落札の要因について次のように分析。「現在では冬季五輪に3千人近くが参加しているが、当時はわずか294人しか参加していないため、メダル自体に希少性がある。当然ながら優勝メダルは最も人気が高く、公式記録によると金メダルは33枚しか授与されていない。」。

メダルはフランスの著名な彫刻師、故ラオール・ベナール氏がデザインを手がけ、アスリートが両腕を広げる姿が表現されています。

また同オークションでは、1988年カルガリー冬季五輪で使用された聖火を灯すトーチが出品され、金メダルに次ぐ$37,702(約460万円)を記録しています。


Source: Paul Frasers
Image: RR Auction / Text: The Dugout / 最終更新日:2016年2月1日 15:17
 


 

1966年USオープントロフィー約1,150万円で落札
2015年12月21日 (THE DUGOUT)

12月13日、ニュージャージー州のオークションハウス、グリーンジャケットにUSオープンのトロフィーが出品され、$95,175(約1,150万円)で落札されました。

トロフィーは1966年にゴルフ界のレジェンド、故ビリー・キャスパー氏が獲得したもの。当時、無敵を誇ったスタープレイヤー、アーノルド・パーマー氏を抑えての劇的な勝利を果たした大会として知られています。担当者は「おそらく市場に出された唯一のマスターズトーナメントのトロフィー。プライベートの取引でも確認されているのはわずか一件。往年のゴルフファン垂涎の逸品。」と説明。

故キャスパー氏は2014年の初めに自身のコレクションの売却についてグリーンジャケットに相談を持ち掛け、担当者が高額オファーを提示したところ快諾。キャスパー氏の意向により、資金はすべて慈善団体に寄付されています。


Source: Green Jacket Auctions
Image: Green Jacket Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年12月21日 18:32
 


 

新記録!ジョーダン実使用ジャージ約2千万円で落札
2015年11月27日 (THE DUGOUT)

11月15日、ニュージャージー州のオークションハウス、ゴールディンにてマイケル・ジョーダンの実使用ユニフォームが出品され、ジョーダン関連のメモラビリアとしては史上最高額となる$173,240(約2千万円)で落札されました。これは昨年に史上最高額を記録したジョーダン実使用シューズ($104,765)を大幅に上回る結果となりました。代表者のケン・ゴールディン氏はESPNの取材に対し次のようにコメント。「引退後15年足らずで、これほどの人気がある選手は他にはいない。メモラビリアの世界でジョーダンはベーブ・ルースと同等になりつつある。」

Source: Goldin Auctions
Image: Goldin Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年11月27日 21:07
 


 

1886年FAカップ決勝プログラム約370万円
2015年11月27日 (THE DUGOUT)

10月27日、ロンドンのオークションハウス、グレイアム・バッドにて1886年のFAカップ決勝プログラムが£20,000 (約370万円)で落札されました。プログラムはウエストブロムとブラックバーンが対戦した15回目の決勝戦で販売されたもの。初期のものは現存する数が少なく、保存状態に関わらず英国で特に高い人気を誇っています。

Source: Graham Budd
Image: Graham Budd / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年11月27日 21:07
 


 

世界最高額!ゲーリック実使用バット約5,500万円で落札
2015年8月11日 (THE DUGOUT)

ニュージャージー州のオークションハウスに、元ヤンキースのルー・ゲーリック氏が1930年に使用していたバットが出品され、野球バットとしては世界最高額となる436,970ドル(約5,500万円)で落札されました。

これまで記録を保持していたのは2011年に403,000ドルで落札された同じゲーリック氏のバットで、1939年に最後のホームランを放った際に使用されたもの。新記録はそれを8.4%上回り、全盛期に使用されていたことが高く評価されました。 バットは約30年前にヤンキースのグラウンドキーパーの親類からコンサイナーへ譲渡され、玄関先で保管されてきました。競売人は「奇跡としか言えない。

コンサイナーは単なる古びたバットだと思っていたため、今日まで処分されずに残っていたのは非常に幸運である」と説明。 当時の資料写真を基に鑑定が行われ、刻印の位置や傷の跡、木目などの照合を進めた結果、歴史的発見であることが裏付けられました。


Source: SCP Auctions, Sports Collectors Daily (http://www.sportscollectorsdaily.com/new-gehrig-bat-uncovered-was-used-as-homeowners-protection/)
Image: SCD / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年8月11日 22:29
 


 

マイケル・ジョーダン実使用シューズ約850万円で落札
2015年4月28日 (THE DUGOUT)

カリフォルニア州のSCPオークションズにバスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンの実使用シューズが出品され、約850万円($71,500)で落札されました。

シューズはジョーダンがシカゴブルズに入団したルーキーイヤーの1984年に使用していたもので、Air Jordan Iの前身に当たるAir Shipsシリーズ。当時LAレイカーズのボールボーイを務めていた依頼人が試合後にジョーダンから受け取り、両足にサインを入手。その後、約31年間にわたり保管されてきました。

担当した競売人は希少価値について次のように説明。

「シューズ本体と直筆サインの鑑定はもとより、依頼人による直筆の書面が付属し、ボールボーイを務めていた裏付けも所属チームに確認済み。メジャーになる前のルーキー時代のメモラビリアが適切な形で保管されているケースは非常に稀。この奇跡的な出会いをコンサイナー(委託人)に感謝したい」。


Source: Source: SCP Auctions, Chicago Business (http://www.chicagobusiness.com/article/20150427/BLOGS04/150429842/michael-jordan-game-shoes-fetch-almost-72000/)
Image: SCP Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年5月1日 09:10
 


 

ベーブルースのHRバットが約7千万円で落札
2015年2月27日 (THE DUGOUT)

野球の神様と呼ばれた米国の国民的ヒーロー、ベーブルースが1921年に使用したバットがニューヨークでオークションに出品され、約8,500万円で落札されました。

ヤンキース在籍時代に59号ホームランを放ち、自身の世界記録を塗り替えた伝説のバット。当時ベーブルースの友人にプレゼントされたもので、直筆サイン入りの手紙も付属しています。

宿泊先ホテルのヘッダーが印字された手紙には次のように記されています。

「親愛なる友人、フレッド・ウェバーへ。1921年9月26日にニューヨークで57号と58号(59号に修正)のホームランを打ち、自身の世界記録を塗り替えた僕の相棒を、君に捧げられることを誇りに思う。」

担当した競売人は「市場に流通している中で、ベーブルース選手の手紙が付属した唯一のバットである」と希少性の高さを説明しています。


Source: HA, Paul Fraser Collectibles
Image: Heritage Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年2月27日 14:07
 


 

モハメド・アリ「幻のパンチ」グローブ約1,150万円で落札
2015年2月27日 (THE DUGOUT)

「幻のパンチ」で知られるボクシングの元世界ヘビー級王者、モハメド・アリ氏とソニー・リストン氏の1965年の対戦で使われたグローブが2月21日、米ニューヨークで競売に掛けられ、約1,150万円で落札されました。

この対戦はアリ氏が初防衛戦で一回KO勝ちした際、ノックアウトを奪ったパンチを多くの観客が見逃し「幻のパンチ」と呼ばれ、八百長騒動に発展し物議を醸した試合。また、倒れたリストン氏に向かって「立て、戦え」と叫ぶ写真は米スポーツ専門誌スポーツイラストレーテッドの表紙に使われ、最も有名なスポーツ写真の一枚として知られています。

担当した競売人は「いわくつきの試合で使用されたグローブではあるが、スポーツ史上でもっとも重要な試合の一つで使われたことに違いない。アメリカ60年代中期の混沌の時代の記憶を蘇らせる歴史的なメモラビリアである。」と説明しています。

グローブは当時メイン州のボクシング協会コミッショナーを務めていたジョージ・ルッソ氏が試合終了後に入手し、約半世紀に渡り保管されてきたもの。同氏の甥が直筆の書面と共に出品していました。


Source: HA, Paul Fraser Collectibles
Image: Heritage Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年2月27日 16:17
 


 

ジョー・ディマジオ1942年実使用ユニフォームが約2千万円で落札
2015年2月15日 (THE DUGOUT)

1942年に着用されたMLBのレジェンド、ジョー・ディマジオ選手のユニフォームがニューヨークのオークションに出品され、$169,400(約2千万円)で落札されました。

存在が確認されているディマジオ選手のユニフォームの中では最古のもので、終戦前の最後のシーズンで着用されたもの。

当時、入隊を免れていたスポーツ選手は国民から批判の的に晒され、イタリア系移民であったディマジオ選手の両親は厳しい監視下に置かれていました。

しかし戦争の激化に伴い1943年には入隊。米野球界にとって国宝的存在であったディマジオ選手は、ハワイで体育教師の任務が与えられました。
オークション開催にあたり競売人は次のように解説しています。

「1942シーズンのユニフォームが残っていたのは奇跡。戦時中は物資の供給が厳しく制限され、スポーツ用具はくたびれるまで使用されていました」
「全試合に出場した1942シーズンのユニフォームはかなり使い込まれており、ディマジオ選手の野球にかける献身的な姿勢が表れています。球界から不世出の天才を奪った戦史の証言者といえ、歴史的価値の高いメモラビリアです」


Source: PSA, Paul Fraser Collectibles
Image: Goldin Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2015年2月15日 15:00
 


 

世界記録更新!1953年FAカップ優勝メダル落札
2014年11月15日 (THE DUGOUT)

ロンドンのオークションハウス、グレイアム・バッドが12月11日にスポーツ・コレクションのオークションを開催。

英サッカー界のレジェンド、故サー・スタンレー・マシューズ氏のFAカップ優勝メダルが出品され、サッカー関連のメダルとしては世界最高額の£220,000 (約3,100万円)で落札されました。

コンサイナーは英国でテレビ司会者として知られるニール・ハンコック氏。故マシューズ氏が所属していたストーク・シティのファンで、2001年に£20,500(約360万円 *レートは年間平均値)で購入。 その後、ストーク・シティのスタジアムにある博物館に貸し出され、13年の時を経て売却を決意。

年利回りは20.2%に相当し、ハンコック氏は効果的な投資対象であったと現地メディアの取材に述懐しています。

故サー・スタンレー・マシューズ氏(1915-2000)は20世紀半ばに活躍した初代バロンドール受賞者。主にストーク・シティでプレーし、イングランド代表としても活躍。1953年FAカップ決勝戦ではロスタイムでの大逆転劇勝利の立役者となり、FAカップ史上最も劇的な試合とされています。1965年にはサッカー選手として初めてナイトの称号「サー」を受章しています。


Source: Daily Mail, Paul Fraser Collectibles
Image: Graham Budd / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年11月15日 11:47
 


 

1934年ベーブ・ルース球団契約書 約3,100万円で落札
2014年11月3日 (THE DUGOUT)

米ニュージャージー州のオークションハウス、ゴールディンにベーブ・ルースの球団契約書が出品され、$278,300(約3,100万円)で落札されました。

契約書はベーブ・ルースがニューヨーク・ヤンキースと最後に結んだもの。書類からは大幅な年俸ダウンの提示が確認されるなど、晩年のキャリアを振り返る貴重な資料として高額での落札が期待されていました。

当時、リーグ最高額の年俸$52,000を得ていたベーブ・ルースは1934年の契約更改でヤンキースのオーナー、ジェイコブ・ルパートによって$35,000(リーグ最高額)への年俸ダウンを提示されています。ベーブ・ルースは後にこの年俸ダウンについて屈辱的であったと述懐。しかし、ビジネス面の手腕も評価の高かったベーブ・ルースは次のような特別条項の盛り込みに成功しています。

"シーズン中に開催されるエキシビション・マッチのNET収益25%の報奨金を支給"。

また、契約書にはベーブ・ルースをはじめ、非常に珍しい球団マネージャーやアメリカン・リーグ会長の直筆サインも入っており、きわめて資料価値が高いとされています。

なお、今年の7月には同オークションにてベーブ・ルースとボストン・レッド・ソックスの契約書が百万ドル(約1億円)で落札され、史上最高額を記録しています。


Source: Goldin Auctions, Paul Fraser Collectibles
Image: Goldin Auctions, Paul Fraser Collectibles / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年11月03日 23:51
 


 

1942年PGA優勝トロフィー約1,570万円で落札
2014年10月1日 (THE DUGOUT)

米スポーツ専門放送局ESPNの報道によると、テキサス州ダラス市にあるヘリテッジ・オークションズにて、全米プロゴルフ選手権(PGA)の優勝トロフィーが約1,570万円($143,400)で落札されました。

トロフィーはPGAツアー82勝を誇るゴルフ界のレジェンド、故サム・スニード氏(1912-2002)が1942年に獲得したもの。オリジナルのトロフィーは全米プロゴルフ協会が保管しており、優勝者には精巧な複製が進呈されました。

故スニード氏のPGAトロフィー(1949年、1951年)は過去にも2度出品されており、それぞれ$101,575と$119,500で落札されています。今回のトロフィーは50年以上にわたる故スニード氏の輝かしいキャリアの中で、初めて優勝した大会であることが高く評価され、最高額を記録したと主催者が発表しています。


Source: Heritage Auctions
Image: Heritage Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年10月1日 0:07
 


 

マキロイ全英オープン初優勝ボール約570万円で落札
2014年9月27日 (THE DUGOUT)

ゴルフ情報サイト、セントラル・デイリーの報道によると、米オークションハウスのグリーン・ジャケットにローリー・マキロイのウイニングボールが出品され、約570万円で落札されました。

ボールは2014年7月に開催された全英オープンで初優勝を飾った際、マキロイが観客に投げ入れたもの。その後、ボールの所有者の捜索が始まり、同オークションハウスではボールに対して1万ドルの懸賞金が掛けられました。

「当社は即座にツイッターで呼びかけ、スポーツライターなどにもボールの捜索を依頼しました。すぐにボールの所有者がリーズ在住のリー・ホーナー氏であることが判明し、交渉を行いました。」

「誰も市場に出回ることを想像しなかった“夢の逸品”。今後、数十年にわたり価値が上がり続けることが大いに期待されます。」とグリーン・ジャケットの競売人が説明。

ボールを獲得したホーナー氏はESPNに次のように述懐しています。

「ローリーがボールを投げた際、自分の手に当たって足元へと落ちた。争奪戦の末なんとか確保することができ、空中へ掲げた瞬間に周りから大きな歓声が起きた。」


Source: Green Jacket Auctions
Image: Green Jacket Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年9月27日 20:00
 


 

カントナ1996年FA杯決勝ユニフォーム 約234万円で落札
2014年9月24日 (THE DUGOUT)

リバプールの地方紙リバプール・エコーの報道によると、2013年5月14日にロンドンでオークションが開催され、エリック・カントナのユニフォームが約234万円で落札されました。

ユニフォームはカントナが試合終了間際に決勝弾を決め、マンチェスターユナイテッドが1対0でリバプールを下した1996年FAカップ決勝で着用されたもの。

試合終了後にカントナとユニフォーム交換を行ったバーンズは、敗戦への苛立ちを抑えることができず、手にしたユニフォームをロッカールームの床に投げ捨てていきました。

そんな光景を見ていたのが、試合ではベンチ外となってしまったチームメイトのニール・ルドック。檜舞台を踏むことができなかったルドックはバーンズに頼み込み、決勝の思い出としてカントナのユニフォームを譲り受けました。

その後18年の時を経て、ルドック本人により今回のオークションに出品されていました。


Source: Liverpool Echo
Image: Graham Budd / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年9月24日 11:26
 


 

1918年ベーブルース球団契約書 約1億円で落札
2014年7月27日 (THE DUGOUT)

米ニュージャージー州のオークションハウス、ゴールディンでベーブルースの大リーグデビュー100周年記念オークションが開催され、1918年に作成されたレッドソックスとの契約書が100万ドル(約1億円)で落札されました。

契約書は選手、球団、アメリカンリーグの保管用に3部ずつ作成されており、今回出品されたものはベーブルース本人が所有していたもの。

ゴールディンの担当者によると、唯一現存が確認されているキャリア初期の契約書であるため、特に希少性が高く珍しいとのこと。また1918年はベーブルースの全盛期に該当し、ピッチャーからスラッガーへ転向したキャリアのハイライトにも当たるため、今回の落札額は妥当との見方を示しています。

同オークションには他にもベーブルースが1918年から1920年に使用したバットが42万ドル(約4千3百万円)で落札されるなど、 米国における根強いベーブルースの人気を裏付ける結果となっています。


Source: Goldin Auctions
Image: Goldin Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年7月27日 21:25
 


 

1966年W杯ベッケンバウアー実使用ユニフォーム 約87万円で落札
2014年7月2日 (THE DUGOUT)

英ダービーシャー州のオークションハウス、ハンソンズで6月26日に骨董品オークションが開催され、ベッケンバウアー実使用ユニフォームが£5,000(約87万円)で落札されました。

1966年に英国で開催されたワールドカップの準決勝、西ドイツ対旧ソ連の試合で実際に使用された1着。全盛期の背番号6のイメージが根強いベッケンバウアー。A代表デビューを果たしてわずか2年目で迎えたW杯で背負っていた珍しい4番のユニフォームです。

提供者はダービーシャー州出身の英国人で元警察官のウォルター・ターナー氏。66年W杯期間中に西ドイツ代表の宿泊施設で警護を担当していました。

それでも大勢のサポーターが強豪国の選手を一目見ようと宿泊先に駆けつける事態となり、ターナー氏が警護に任命されました。

そして、準決勝戦で西ドイツが2対1で勝利し、決勝戦の地ロンドンに向けて宿泊施設を離れる際、ターナー氏の仕事ぶりに感銘を受けた一人の選手が謝礼金を手渡してきました。


Source: Hansons Auctioneer
Image: Hansons Auctioneer / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年7月2日 12:22
 


 

1874年 米野球ポスター広告 約1600万円で落札
2014年4月29日 (THE DUGOUT)

米ニュージャージー州のオークションハウス、ロバート・エドワードで4月26日にスポーツオークションが開催され、レッドストッキングス(現ボストン・レッドソックス)のタバコ広告が$160,000(約1,643万円)で落札されました。

19世紀末にレッドストッキングスで活躍したジョージ・ライト選手が中央に描かれたポスターが印刷されたのは1874年。米国で初めてスポーツ選手を起用した商品広告として知られており、残存が確認されている唯一の1枚としてオークションに出品されました。

ポスターのサイズは11x15インチで”レッドストッキングス・タバコ発売中”と大きく記されています。上部にはブランドロゴの赤いストッキングが描かれており、下部にはタバコの生産者とポスター画家の名前が入っています。

当時はスポーツ選手やセレブリティを商品広告に起用する慣習はなく、マーケティングの歴史において、新たな時代を切り開いた貴重なポスターとして、コレクターの高い評価を獲得しています。


Source: Robert Edward
Image: Robert Edward / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年4月29日 21:37
 


 

2004年FAカップ優勝メダル 190万円で落札
2014年3月29日 (THE DUGOUT)

米ロサンゼルスのオークションハウス、ネイト・サンダースでFAカップ優勝メダルが190万円で落札されました。メダルは2004年の決勝戦で副審を務めたグリーン氏が受賞したもので、メダルの背面に同氏の名前が刻印されています。

王者に輝いたマンチェスターユナイテッドは通算11度目のFAカップとなり、ファーガソン政権下では最後のFAカップメダルとなったことも影響し、スターティング・ビッドの$10,000を大幅に上回る$18,000 (190万円)を記録しました。落札者は電話入札による米在住の匿名コレクターと発表されています。

また、同オークションではウェイン・ルーニーの実使用ユニフォームも出品され、$5,000(51万円)で落札されています。

長らくサッカー不毛の地といわれ続けたアメリカで、こうしたサッカーメモラビリアのオークションが開催されることは珍しく、近年の世界的なサッカー人気の拡大を裏付ける結果となっています。ザ・ダグアウトではサッカーメモラビリアの投資に関するご相談を受け付けています。


Source: Nate D Sanders'
Image: Nate D Sanders' / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年3月29日 18:11
 


 

キューバ野球カード約590万円で落札
2014年3月27日 (THE DUGOUT)

1920年代にキューバで流通したベースボール・カードのコンプリートセットが、米フィラデルフィア州のオークションハウス、ヘイクに出品され、587万円で落札されました。

カードはキューバ出身の映画監督、トマス・グティエレス氏が所有していたコレクションの一部。当時としては珍しく、ディアス社が発売していたタバコに1枚ずつ付属していたキューバ・プロリーグのカード。選手の顔写真などが印刷されており、全部で84種類が存在しています。

オークションを担当したアレックス・ウィンター氏によると、同シリーズのカードで、8枚セットのものが過去に3万ドル(約300万円)で落札されており、84枚すべて揃ったものは極めて希少価値が高いと評価。

また発行以来、約100年が経過しているため、現存数も少なく、根強いファンをもつキューバリーグのメモラビリアとして、今回の落札額についても打倒な結果であったと分析しています。


Source: Hake's Americana & Collectibles
Image: Hake's Americana & Collectibles / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年3月27日 20:07
 


 

ベーブルース奇跡のボール落札額2500万円
2014年2月15日 (THE DUGOUT)

ニューヨーク州、ウエストハンプトンにあるオークションハウス、グレイ・フラネルでベーブ・ルースの直筆サイン入りボールが約2500万円($250,500)で落札されました。

このボールは当時11歳だったコレクターのジョニー・シルベスター氏が1926年10月に落馬で重症を負った際、入院中にベーブ・ルースから贈られたもの。

ボールには早期回復を祈るメッセージも書かれており、シルベスター氏を勇気づけるワールドシリーズ(第4戦)でのホームラン予告も記されています。

「水曜日の試合では君のためにホームランを打つ」

実際、ベーブルースは宣言通り、第4戦で3本のホームランを放ち、前人未到の記録を打ち立てます。危篤状態にあったシルベスター氏はその活躍に呼応するように、奇跡的な回復を遂げます。

このエピソードはベーブルースの伝記に度々登場し、シルベスター氏を勇気づけるきっかけとなったこのボールは、ファンの間で 「奇跡のボール」として知られています。


Source: Grey Flannel
Image: Grey Flannel / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年2月15日 19:05
 


 

ジョーダン伝説のシューズ約1千万円で落札
2013年12月21日 (THE DUGOUT)

ニューヨークのオークションハウス、グレイ・フレネルズで、マイケル・ジョーダンが着用したシューズが出品され、105,000ドル(約1,080万円)で落札されました。

落札されたシューズは、1997年のNBAファイナル第5戦、シカゴ・ブルズ対ユタ・ジャズの試合でジョーダンが着用したもの。この試合でジョーダンはインフルエンザのような症状(のちに食中毒と公表)に苦しみながらも44分間出場し、38得点を記録。ジョーダンの奮闘により、ブルズは2点差で試合に勝利しています。

ファンの間では不撓不屈の精神の象徴として、「インフルエンザ・ゲーム(Flu Game)」と呼ばれ、伝説の試合として受け継がれています。 出品者は当時会場でボールボーイを務めていた男性。試合終了後のロッカールームで、ジョーダンからプレゼントされ、16年間保管されていました。


Source: Grey Flannel
Image: Grey Flannel / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年12月21日 13:27
 


 

1958年FAカップ優勝メダル落札額320万円
2013年11月8日 (THE DUGOUT)

イギリス、チェスター州にある老舗オークションハウス、ボナムズで元イングランド代表FWナット・ロフトハウス氏のメモラビリアが多数出品され、FAカップ優勝メダルが約260万円(£16,500)で落札されました。

メダルは1958年FAカップ決勝戦でボルトン・ワンダラーズがマンチェスター・ユナイテッドを2対0で下し、ロフトハウス氏に贈呈されたもの。この試合でロフトハウスは2ゴールの活躍で勝利に貢献し、MVPに選出されています。

オークションではその他にも1953年FWA年間最優秀選手賞(サッカーライター協会選出)のトロフィーが出品され、約158万円(£10,000)を記録しています。

ロフトハウス氏は2011年に85歳で逝去。生涯ボルトンでプレーし、500試合以上に出場。リーグ戦でのゴール数は255を記録しています。代表としても33回召集され、30ゴールを決めています。2013年8月にはボルトンの本拠地、リーボックスタジアムに銅像が設置されたレジェンドです。

今回出品されたコレクションはロフトハウス氏の親族から提供を受けています。


Source: BBC
Image: BBC / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年11月8日 11:00
 


 

米野球カード落札額約2千万円
2013年11月6日 (THE DUGOUT)

ニュージャージー州のオークションハウス、ゴールディンで1939年に発売されたベースボールカードが開始価格の$50,000を大幅に上回り、約2千万円($202,826)で落札されました。

カードは161枚のセットで出品され、過去最高の保存状態としてコレクターから大変注目を集め、当時のスター選手テッド・ウィリアムズやジョー・ディマジオの人気カードも含まれていました。

1939年はベースボール生誕100周年にして野球殿堂が開かれた年でもあり、ベースボール史上で特別な意味をもつため落札金額が高騰したとみられています。また、1939年はルー・ゲーリックが不運にも引退に追い込まれ、メジャー歴代1位である通算出塁率.482の記録を保持する、テッド・ウィリアムズがプロデビューを飾った年となります。

その他には「神の左手」と呼ばれたサンディー・コーファックスが、1959-60年の試合で使用したグローブが約1千万円($107,995)で落札されています。コーファックスのキャリアの中でも劇的なカムバックにつながった重要なシーズンで使用されたことが、高い落札金額につながっています。


Source: Goldin Auctions
Image: Goldin Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年11月6日 11:00
 


 

1872年シェフィールドFC受賞トロフィー 予想落札額700万円
2013年9月18日 (THE DUGOUT)

米コネチカット州のウッドブリーオークションの発表によると、9月29日から開催されるオークションに、世界最古のクラブとして有名なシェフィールドFCの純銀製トロフィーが出品されます。

トロフィーは1872年7月に開催されたクラブ対抗スポーツ大会の一種目、平地競争(競馬)で優勝した際に贈呈されたもの。当時は年に一度”紳士スポーツ大会”がサッカークラブ間で開催され、普段とは異なる種目で競い合うイベントが恒例となっていました。その15年目の大会でシェフィールドFCがトロフィーを勝ち取りました。

競売人の予想落札価格は$50,000〜$70,000。19世紀のトロフィーは残存数も少なく希少価値が高いため、コレクター間で人気の高いメモラビリアとなっています。

昨年には1892年のFAカップ決勝で使用されたボールが£15,000(約240万円)で落札されました。さらに今年の5月には最古のFAカッププログラム(会場限定冊子)がグレイアム・バッドオークションで予想価格を20%上回る、£30,000(約470万円)で落札されており、サッカーの世界的な人気の拡大と共にメモラビリアの価値も上昇し続けていることが分かります。


Source: Woodbury Auction
Image: Woodbury Auction / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年9月18日 22:55
 


 

マスターズ王者のジャケット、史上最高額
2013年9月10日 (THE DUGOUT)

米EPSNの報道によると、男子ゴルフのメジャー大会、マスターズの初代王者のグリーンジャケットがオークションに出品され、ゴルフ関連グッズでは史上最高額の約6,900万円($682,229)で落札されました。

落札されたのは1934年のマスターズ第1回大会の優勝者、ホートン・スミス氏のジャケット。匿名の人物が8日、オークションで落札しました。"

マスターズは世界で最も権威ある大会のひとつで、優勝者に贈呈されるグリーンジャケットは同大会の王者の象徴となっています。

スミス氏のジャケットは紛失されたと思われていましたが、7月にスミス氏の親戚から競売元に連絡が入り所在が判明しました。1963年にスミス氏が逝去した後にジャケットを譲り受け、約50年間にわたり所有されてきたそうです。


Source: Green Jacket Auctions
Image: Green Jacket Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年9月10日 23:00
 


 

1915年ベースボールカードが459万円で落札
2013年9月5日 (THE DUGOUT)

ワシントンTNT紙の報道によると、同州タコマ市のオークションハウスで1915年に発売されたベースボールカードが459万円(US$46,000)で落札されました。

カードは当時販売されていたスナック菓子に付属していたもので、コンプリートセット(全176枚)にわずか2枚不足した174枚がセットで競売に掛けられました。

コレクションの中には裸足のジョー・ジャクソン、タイ・カッブ、ホーナス・ワグナーといった、20世紀初頭に活躍していた名選手のカードがそろっています。

なお、2008年には同カードのコンプリートセットが約1,600万円($157,000)で落札されています。


Source: Hamilton's Auction Gallery
Image: Hamilton's Auction Gallery / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年9月5日 14:19
 


 

落札額295万円ファーガソン監督スタメン表
2013年6月22日 (THE DUGOUT)

マンチェスターMETRO紙の報道によると、アレックス・ファーガソン監督がマンチェスターユナイテッド就任後、初めて書いた直筆のスタメン表が英国デヴォン州で競売に掛けられました。出品者は当時の対戦相手、オックスフォードユナイテッドのサポーターで、匿名の入札者が約295万円(19,000ポンド)で落札しました。

スタメン表は監督着任日の2日後、1986年11月8日に行われたオックスフォード戦で書かれたもので、当時の日付が記されています。ファーガソン監督が27年間で指揮した1500試合の初戦であり、のちに続く輝かしいキャリアを語る上で欠かせない、きわめて希少価値の高いメモラビリアです。

担当した競売人のアンドリュー氏は「監督が最後に指揮した試合ではファンペルシーなど、多数のスター選手がそろっていましたが、27年前に就任した当初は状況がまったく違っていたことがわかる」と述べていました。

当時のスタメンは以下の通りです:1. Chris Turner, 2. Mike Duxbury, 3. Arthur Albiston, 4. Kevin Moran, 5. Paul McGrath, 6. Graeme Hogg, 7. Clayton Blackmore, 8. Remi Moses, 9. Frank Stapleton, 10. Peter Davenport, 11. Peter Barnes. Substitute: Jesper Olsen


Source: METRO
Image: METRO / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年9月6日 23:10