12/13 Lionel Messi Worn Signed Boots

 

12/13 リオネル・メッシ直筆サイン入り実使用スパイク

 

2012年8月19日〜2012年11月4日、バルセロナ


1.3 Goal Ratio (69 Games, 91Goals)


"メッシは別次元。7回はバロンドールを受賞するだろう"
- 2012年1月 ヨハン・クライフ

1年間に世界でもっとも活躍した選手に授与される、FIFA世界最優秀選手賞バロンドール。FIFA加盟国の代表チーム監督、主将、そして各国を代表する記者が投票を行います。ワールドカップがチームとしての至上の栄冠であり、バロンドールは個人の最大の栄誉といえます。

歴代の受賞者には錚々たる顔ぶれが名を連ねています。12年時点の最多受賞者はクライフ、プラティニ、ファンバステン、メッシがそれぞれ3回。13年1月にはメッシが4年連続となるバロンドールを受賞し、史上初の快挙を成し遂げました。

得票率は1位のメッシが41.6%、2位のロナウドが23.7%、3位のイニエスタが10.9%となっており、後続を大きく引き離しています。圧倒的な評価となった背景には以下の実績が挙げられます。

 

【 2012/13シーズンにメッシが獲得した主要な実績 】

・40年ぶりの年間最多得点記録更新 (2012年1月〜12月で91ゴール/69試合)*代表含む
・39年ぶりの欧州リーグ最多得点記録更新 (11/12シーズンで73ゴール/50試合)
・11/12リーガ年間最多得点記録更新 (50ゴール)
・4年連続11/12チャンピオンズリーグ最多得点者 (14ゴール)
・2012FIFAクラブワールドカップ優勝
・2012FIFAクラブワールドカップ最優秀選手
・2012コパデルレイ優勝

 

もっとも注目されるのは40年ぶりの年間最多得点記録の更新。72年に元ドイツ代表FWのゲルト・ミュラーが60試合で85得点を記録して以来となります。

1試合あたりの得点率はメッシが1.3、ミュラーが1.4とわずかに及ばないものの、リーガ単独ではメッシが1.6(59ゴール/38試合)を記録しています。11/12シーズンにロナウドが記録した1.1(60ゴール/55試合)と比較すると驚異の数字です。

さらに個人記録の更新に留まらず、バルセロナでも2度目のクラブワールドカップ制覇に貢献しており、チームとしても高い実績を残しています。

今回ご紹介するメモラビリアは、そんなメッシの活躍を支えてきた重さ僅か175gの超軽量スパイク、アディゼロF50(メタリックシルバー/インフラレッド)。

8月に公開され9月15日までメッシ専用カラーとして展開されたモデルです(その後は他の選手も使用可能となりました)。蛍光オレンジがピッチ上で一際目立ち、パスの出し手の視認性を高める効果があります。練習時に使用される蛍光色のビブスと近い役割を果たしました。

このモデルが着用された期間は2012年8月19日のソシエダ戦から2012年11月3日のセルタ戦までの計15試合(17ゴール)。10月20日のデポルティーボ戦ではハットトリックを決めている相性の良いスパイクです。

【アディゼロF50 メタリックシルバー/インフラレッドの試用期間中の試合結果】

Aug 19 Barcelona 5-1 Real Sociedad 2得点(通算54) La Liga
Aug 23 Barcelona 3-2 Real Madrid 1得点(通算55) Supercopa
Aug 26 Osasuna 1-2 Barcelona 2得点(通算57) La Liga
Aug 29 Real Madrid 2-1 Barcelona 1得点 (通算58) Supercopa
Sept 2 Barcelona 1-0 Valencia   La Liga
Sept 15 Getafe 1-4 Barcelona 2得点(通算60) La Liga
Sept 19 Barcelona 3-2 Spartak Moscow 2得点(通算62) Champions League (2011 First Phase)
Sept 22 Barcelona 2-0 Granada   La Liga
Sept 29 Sevilla FC 2-3 Barcelona   La Liga
Oct 2 Benfica 0-2 Barcelona   Champions League (2011 First Phase)
Oct 7 Barcelona 2-2 Real Madrid 2得点(通算64) La Liga
Oct 20 Deportivo 4-5 Barcelona 3得点(通算67) La Liga
Oct 23 Barcelona 2-1 Celtic   Champions League (2011 First Phase)
Oct 27 Rayo Vallecano 0-5 Barcelona 2得点(通算69) La Liga
Nov 3 Barcelona 3-1 Celta Vigo   La Liga


スパイクの状態は比較的新しく、全体的に小さな擦り傷が見える以外は大きなシワなども無く、何試合も使い込まれたものではありません。部分的に芝生が付着しており、使用感から判断すると1試合で使用されたことが推測されます。

しかし、スパイクの中敷を覗き込んでみると、アディダスのロゴが薄く剥げており、長期間使い込まれた印象を受けます。これはメッシが靴擦れを予防するために、足になじんだ中敷を使いまわしていることが分かります。

ベッカムやCロナウドを含む、多くのプロ選手が毎試合スパイクを新調することは有名ですが、靴擦れ対策として中敷だけは使いまわしているケースが大半です。足の皮が弱い選手などは速乾性の高い特殊な中敷を使用しているケースもあり、外からは見えない違いを味わえる実使用スパイクの一つの魅力となっています。

続いて実使用スパイクの醍醐味ともいえるプリントや刺繍加工。実使用ユニフォームと比較して、選手独自の趣向が反映されるため楽しむ要素も多く、特に高額で取引される要因です。

両足インサイドには自身の名前と背番号がプリントされており、11年に発表されたメッシのブランドロゴも記されています。両足アウトサイドには11月2日に誕生した第1子チアゴの名前が入っていることから、それ以降に着用されたスパイクであることが推測されます。

メタリックシルバー/インフラレッドのカラーが最後に着用されたのは11月3日のセルタ戦であることから、着用された試合は自ずと判明します。

スタッドは固定式となっており、磨耗はほとんどありません。ポイントによっては着用前にグリップの強度を調整するために、長さが削られた痕跡が見られます。トップレベルの試合においてはスタッドの微妙な仕上がりが激しいダッシュや鋭い切り替えしに影響し、ひいては勝敗にも関わります。

マンチェスターUのファーガソン監督は選手たちの着用するスタッドまで指示することで有名です。04年にはその指示に背いて決定機を逃したFWフォルランが即刻放出されています。世界一の選手や監督は、些細に見える部分においても決して余念がないことが伝わってきます。

そしてこのスパイク最大の特徴ともいえるのが、内側に印字されている文言となります。残念ながら偽造防止のために公開はできませんが、
こうした外からは見えない部分にも特注スパイクならではの要素が隠されています。

21世紀を迎えてまだ間もない中、FIFA21世紀最優秀選手として名高いメッシ。若干25歳にして史上初のバロンドール4連覇で前人未踏の境地に達し、FIFA20世紀最優秀選手マラドーナやオランダの巨匠クライフから"別次元の選手"と称えられるなど多方面から評価の嵐が止みません。

将来、新たな”サッカーの王様”と呼ばれる日もそう遠くはなさそうです。

キャリア全盛期に着用された両足直筆サイン入りの特注スパイクは極めて高い投資対象となっています。

 


 

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